住宅ローンは返せる額で組むと悲惨?

今回の東洋経済は不動産がテーマでかなりのページを割いて様々な視点の記事があり、これから家を買おうとしている方には一読の価値ありと思いました。

一冊690円ですので、興味がある方はぜひ手にとって読んでいただきたいと思います。




特に、住宅ローンについて2ページにわたっての記事があり、これから住宅ローンを組んで家を買おうか悩んでいる方はこのページだけでも立ち読みすることをオススメします。

年収負担率35%で考える

まず、金融機関によって多少異なるようですが、借入可能額は審査金利3%、年収負担率35%で計算するのが一般的のようです。

この審査金利3%、年収負担率35%で35年ローンを組んだとすると、年収500万円の場合の借入可能額は3790万円になります。

この3790万円を実際に組んだとすると月々の返済額はボーナス払いなし、金利1%で106,986円になります。

年収500万円だと手取りはいくらになるかというと、

ボーナス回数 1ヶ月の手取り額
年2回 25万円
年1回 28.6万円
なし 33.3万円

くらいになります。(額面の80%で計算)

これではボーナスなしの手取りで計算しても月々の生活費は23.3万円プラス配偶者の給与での生活を強いられることになります。

配偶者がそれなりの給与を受け取っていればいいですが、そうでない場合はかなり家計は苦しくなります。

さらに、子供二人がそれぞれ理系の私立大学、文系の私立大学に進学した場合は金額的には僅かながら52歳の時に家計が破綻します。(配偶者の年収が100万円程度の場合)

子供の進路として選択できるのが公立高校から国立大学という非常に狭い選択肢を強いてしまうことにもなりかねません。

さらに、繰上げ返済も子供の将来かかる学費に費やしているので出来ません。

つまり30歳でローンを組んだ場合は65歳まで支払いが続く可能性が高いという点も、考えると暗くなります…。

年収負担額の25%で考える

東洋経済の中でお勧めされているのは年収負担額の25%です。

そして年収500万円であれば3480万円に抑えるべきとされています。

35年ローン、金利1%だと月々の返済額は98,235円。

月々234,765円プラス配偶者の給与で生活をしていく形になります。

これで破綻せずに済みそうです。

月々の生活が厳しいことは厳しいです。確実に毎年しっかりと貯蓄を作らないと同じく家計が破綻しかねません。

また、医療系大学などの進学は難しいという計算になりそうですね…。

まとめ

非常に高額の買い物である一戸建てですが、当たり前ですがライフプランに与える影響も非常に大きいです。

また、金利が1%未満であると10年間受けられる住宅ローン控除の還付金が金利支払い分を超えるのでお得ですという説明もあるかもしれませんが、実際に還付されるお金は自分が支払った税金分以上は還付されません。

例えば年収負担割合が25%の場合である3480万円の住宅を購入した場合、1%のである34.8万円の還付が受けられると思いきや、実際に還付されるのは22万円ほどになります。

これは自分が払っている税金が22万円ほどだからです。

さらに、賃貸やもっと安く住宅を購入している人が受けられる各種控除も住宅ローン控除でいっぱいまで控除を受けていると効果が薄くなりますね…。

配偶者と2人でローンを組むという方法もありますが、正直そこまでして家を購入して働いてローンの支払いを続ける…。

価値観はそれぞれなのでいいのですが、まさにラットレースというか、30年以上にわたって払い続ける…。少々そのことを軽視しすぎている感じは否めないかなと思います。




いつも読んでいただきありがとうございます。

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