インフルエンザシーズン前にインフルエンザの薬をおさらい

まず、先日のPayPayの記事ですが、20%還元のところですが、私が勘違いしており、還元金額の上限が5万円になるので毎月25万円の支払いまで還元を受けることができます。

お詫びして訂正いたします。申し訳ありませんでした…。

気を取り直して、そろそろインフルエンザが大流行するシーズンに突入しそうです。

今回は投資から離れて薬剤師らしくインフルエンザの薬についてまとめてみようと思います。




インフルエンザの薬は現在5種類

現在、日本で認可されている抗インフルエンザ薬はタミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ、ゾフルーザの5種類です。

そのうち、ラピアクタという薬は点滴の薬なので今回は割愛しますが、それでも4種類あります。

なので、少し細かいところまで比べてみましょう。

表にするとこんな感じになります。

薬剤名 飲み方 用法用量 効果
タミフル 内服 1日2回5日間 症状の持続時間を半日くらい短くする※1
リレンザ 吸入 1日2回5日間 タミフルと同程度※2
イナビル 吸入 1回で終了 タミフルと同程度※3
ゾフルーザ 内服 1回で終了 タミフルと同程度※4

飲み方(使用方法)と回数が違うだけで効果はほぼ同等という報告が多いです。

なので個人的には一般的な健康状態の方がインフルエンザの薬を飲むのであればどれでも良いんじゃないかと思っています。(おい)

吸入タイプの薬を強くオススメしない個人的理由

基本的な効果としては4種類の薬は大差なさそうというのが個人的な理解です。(健康状態が良好であれば)

なので、リレンザとイナビルという吸入する薬は理由がない限り使わなくても…と思っています。

まず第一に、リレンザは慣れてしまえば操作は難しくないのですが、少し操作手順が多いので、高熱でグッタリしている状態なのに見たこともない使ったこともない薬の説明されても頭に入らないこともあるでしょうし、一刻も早く帰りたいでしょう。

また、イナビルは結構むせてしまい、せっかく吸入した薬を盛大に吹き出してしまう方もいます。(イナビルは1日1回の使用で終了ですが、成人で4回薬を吸い込んでもらいます。)

1日の使用で治療が完結するというメリットが、むせてしまうことで4回薬を吸ってもらううちの1回を少しロスしてしまうという逆にデメリットになってしまう瞬間です。(むせて盛大に吹き出してしまった分を追加で吸うことはできません。)

という理由から基本的にはタミフルで十分だと思っています。

新薬ゾフルーザは価格と耐性化に注意

また、1回の服用で治療が終わる新薬ゾフルーザですが、薬局での説明に関してはかなり画期的です。

「これ飲んでおしまいです。」で終わるので他の注意事項に目を向ける時間が増えますし、高熱でグッタリしていても理解ができそうです。

ただ、問題は薬の価格耐性化です。

耐性化に関しては、細かく書きませんが、ゾフルーザを服用しても症状が長引く可能性があります。

価格についてはちょっと詳しく書くと、インフルエンザの治療1回にかかるゾフルーザの価格は10割負担、成人の場合で4,789円です。

3割負担で1,400円ほど。

タミフルは2,720円ですので3割負担で800円ほどです。

さらに、タミフルはジェネリックが発売されています。

10割負担で1,360円ですので3割負担で400円ほどになります。

つまり窓口負担3割で1,000円も違うということになります。

超個人的な意見

ここは薬剤師としてではなく、投資しているものの端くれとしての意見が混じりますが、同程度の効果なのに1,000円も多く払うことに大きな違和感というか嫌悪感を抱いています。

もちろん、ゾフルーザが必要な人もいるでしょう。

医師がこの人はゾフルーザでなければダメだと判断する場合もあるでしょう。

そういった場合は該当しません。ゾフルーザを使用してください!!

そして医師、薬剤師の指示に従ってください!!

しかし、1日1回でいいからとか新薬だからという理由のみでゾフルーザを選択するメリットは大きくはありません。

10割負担であれば3,429円の差です。その費用は、あなたが払っている健康保険料、税金からも捻出されています。

もちろん、今後の研究結果次第でタミフルとの価格差以上の価値が見出されれば話は大きく変わりますが、現時点では基本タミフルで十分だという判断になることが多いと思います。

※1:Oseltamivir for influenza in adults and children: systematic review of clinical study reports and summary of regulatory comments

※2:Zanamivir for influenza in adults and children: systematic review of clinical study reports and summary of regulatory comments

※3:Effectiveness of oseltamivir in adults : a meta-analysis of published and unpublished clinical trials

※4:A Study of S-033188 (Baloxavir Marboxil) Compared With Placebo or Oseltamivir in Otherwise Healthy Patients With Influenza 




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