資産損失のショックが死亡率を上げるって!?

今回もちゅり男さんのブログからネタを拝借してます。

おんぶに抱っこで本当に申し訳ないです…。

この場を借りてお礼申し上げたい。

いつも本当にありがとうございます。そしていつも便乗記事書いて本当に申し訳ないです。




そう思うなら便乗記事やめればいいんですけど、鉄は熱いうちに打てということで急遽この記事を書いています。

引用されている論文

まず、JAMAという米国医師会雑誌に掲載された論文を引用する形で書かれた記事のようですね。

DIAMOND Onlineでも読めましたので興味ある方は短い記事ですので目を通してみてください。

この記事の中で引用されている文献は、

Association of a Negative Wealth Shock With All-Cause Mortality in Middle-aged and Older Adults in the United States.

PMID:29614178

という論文です。

残念ながら論文全てを無料で読むことはできず、無料で読めるのはアブストラクトつまり要旨の部分だけなので、論文を抜粋した形の文章しか読めません。

なので、この論文の妥当性を評価するには心もとないですがこの要旨にも大事なことが書かれています。

原著論文を読んだ個人的感想

個人的な意見ですが、この要旨を読んだ限りではDIAMOND Onlineの記事に書かれていることと違った印象を受けます。

ずばり最初に印象を書くと、

失われた損失を取り戻すために残っている期間が限られる場合、2年にわたる純資産の75%以上の損失は死亡率を上げる可能性がある。

ということです。

これって、「投資家や資産家でも、資産を大きく減らしたときは貧困層なみに健康リスクを負うことがある」というより要は「出口戦略をどう考えるか」という話かなと個人的には思いました。

なぜ記事の著者と意見が違うか

別に記事の著者が嫌いだとか、お前が言ってることは違う!と断罪したいとかではありません。

1つの論文の捉え方は人それぞれだからです。

さらに、私はこのDIAMONDの記事は老後に備えた資産形成にばかり注目されている中で警鐘を鳴らす良記事だと思います。

この論文の対象者の年齢ではなくても資産を大きく減らしたときには健康を害する可能性はあるでしょう。

もっと言えば、投資を始めたばかりのペーペーが言うことより、こう言った記事を書くことが仕事の方の言う事の方がよっぽど信頼度が高いですよね。(笑)

しかし、私の考えはこうです。

例えば、iDeCoの場合。

出口は60歳だとします。

60歳ギリギリまで株式のみなどのリスクが高い商品だけに投資しますか?

積立NISAの場合。

出口の20年後ギリギリまで株式のみなどのリスクが高い商品だけに投資しますか?

株式の比率は100ー年齢ともよく聞きますが、年齢を重ねるに従って全資産のうちの株式の比率は減らしていこうと個人的に考えています。

有名な投資ブロガーの方のブログを読んでも年齢が結構上であれば投資先として債券などより手堅い投資先をオススメされているのもよく見ます。

私は、死亡率が1.5倍にとか健康を害するいうセンセーショナルなメッセージではなく、これは「死亡率などの健康という側面からみても、年齢が上がるに従ってよりリスクが少ない運用をしたほうがよさそうだ」ということが言えることになったと見ています。

参加者の年齢に注目

参加者の年齢にも注目していただきたいです。

1992~2014年までの約20年間にわたっての追跡調査ですが、1992年の時に51歳から61歳だった方が対象になっています。

リーマンショックの直近高値まで戻したのが2013年頃。

参加者の年齢は72〜82歳。

NYダウが最高値をつけた2018年1月の参加者の年齢は77〜87歳。

そりゃ健康を害するのもわかる気がします…。

そして、2015年時点でのアメリカの平均寿命は78.74歳です。

リーマンショックから回復しきったときには…。

この論文の結果から考えること

もちろん、若いからといって余力以上の投資をするのは危険だと思います。

また、ある程度の無リスク資産も必要でしょう。

しかし、私のような30歳代であれば例え失敗してもやり直す時間はあります。

自分のリスク許容度にあった投資をコツコツ続けていきたいですね。

ただ、株式の比率は100ー年齢というのは理にかなっているなという印象が強くなりました。

医療においても1つの論文の結果のみで判断するのは良くないですが、改めて出口戦略の重要性を再認識しました。

でも…。

出口戦略が一番難しいんですよね…。(泣)

そして、面白かったのでまた違う論文を読んでみようと思います。




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