エナフン流株式投資術を読んで身近な薬に感じた雑感

読まれた方も多いかもしれませんが、エナフン流株式投資術を読み終わりました。

内容についてはブログに書ききれませんし、どこが良かったというか全部良かったので「オススメですよ」と言う他ありません。

唯一、エナフンさんは投資について書かれていましたが、私が薬局で働いていて感じることがある一節が書かれていたので、それについてだけ書いておこうと思います。(また、11月に読んだ本として12月に入ったら改めてまとめると思います。)

また、ネタバレが嫌な方はここでそっと閉じてください。




エナフン流株式投資術で最も心に残った一節

この本に書かれていること全てが参考になり、エッセンスが詰まったもので、ぜひ一読されることをオススメしたい本です。

その中で、最も心に残った一節が、

株式投資にはリスクがつきものだが、それには大きく2つの種類がある。

一つは、誰もが予期できない本当の意味でのリスク。

もう一つは、あなたが無知なるが故に取ることになった無用なリスクだ。

と言う一節です。

無知なるが故に取ることになった無用なリスク。

み、耳が痛いですね…。

インデックスファンドへの投資の他、個別株式も多少保有していますが、非常に実感するところです。

そのために勉強して、アウトプットとしてブログを書いていこうと思い、現在に至ります。(現状報告が多くて勉強したことはあまりアウトプットできてないことは置いておいて…。)

薬局での仕事中も実感すること

この「無知なるが故に取ることになった無用なリスク」は株式投資ではないこんなところにも当てはまるというのがあります。

皆さんも風邪をひいて病院にいき、風邪と診断され、抗菌薬を服用した覚えはないでしょうか?

もちろん、広い意味での風邪の中には抗菌薬が必要はケースもありますが、その数は決して多くはありません。

私もうちの子供達も抗菌薬を飲んだことはもちろんありますし、一番下の娘は抗菌薬に命を救ってもらった経験があります。

しかし、今では家族全員ほとんど抗菌薬を飲むことはありません。

個人的には、この風邪をひいた時に服用している抗菌薬も無知なるが故に取ることになった無用なリスクを取っていることになっていると感じています。

抗菌薬が不要な風邪の場合、効果がないだけでなく副作用のリスクと耐性菌のリスクを背負うことになります。

一方で、抗菌薬が必要な場合。これは誰も予期できない本当の意味でのリスクになると思います。過去に服用したことがない薬であったり、他の判断材料もない場合は予期できないことも多いからです。

知らず知らずのうちに背負っている無用なリスクその1

抗菌薬の副作用って下痢とかでしょ?大丈夫大丈夫!!と思っていませんか?

実際には、かなり重篤な副作用も報告されています。

アレルギー反応などによる湿疹などもそうですし、薬剤性の肝障害、偽膜性大腸炎など幸い薬を中止し、治療することで治る場合もありますが残念ながら後遺症などが残ってしまったケースもあります。

私が子供好きなのでだいぶバイアスがかかっていることは承知の上で書きますが、一部の抗菌薬で低カルニチン血症・低血糖という副作用が報告されています。

特に子供に多いという点が特徴です。

2012年と古いデータではありますが、2012年1月までに論文や企業報告されたこの副作用症例が38件ありそのうち3件が後遺症が残ってしまったと報告されています。

こういった例は確かに極端な例ではありますが、一般的には抗菌薬が不要と判断される風邪に対して無用な副作用リスクを背負っていると感じてしまいます。

知らず知らずのうちに背負っている無用なリスクその2

もう一つの無用なリスクとしてあげられるのが耐性菌の問題です。

耐性菌とは、抗菌薬が効かなくなってしまった菌のことです。

この耐性菌の問題は、実は日本だけではなく世界的な問題となっています。

AMRレビューというところからの引用になりますが、このままだと2050年には年間で1000万人の方が薬剤耐性菌により死亡すると試算されており、現在の死亡原因第一位のがんによる死亡者数を上回ると予想されています。

実は非常に恐ろしいことが起こりかねないと予想されているのがわかっていただけると思います。

自分でできる対処法

もちろん、副作用リスクを怖がりすぎて抗菌薬での治療が必要なのに拒否してしまってはなりません。

抗菌薬が必要なケースもあります。

また、自分では抗菌薬が必要かどうかの判断は難しいでしょう。

しかし、自分でできることはあります。

受診時に「抗菌薬が必要なさそうであればいりません。」とはっきり医師に伝えることです。

ここで重要なのは「抗菌薬はいりません!!」ではないことです。

必要なさそうであればいらないというゆとりが必要だと個人的には考えています。

ここには、暗に「先生は今の状態に抗菌薬が必要だと思ってますか?」という意味も込めてます。(自己満足ですが。苦笑)

また、抗菌薬が必要なケースだった場合に「いりません!!」というと「いやいや必要だから。」という対立感情も生まれかねません。

私の経験上では、この言い方で必要であれば「いや出しておくから飲ませて。」と言われる場合もありますし、「じゃあ無しにしておくね。」と言われる場合もあります。

でも、これでいいのです。

避けたいのは、無知なるが故に取ってしまった無用なリスクです。

私達、医療を利用する側が変われば、医療は変わります。

そして何より、投資でも医療でも無用なリスクは避けていきたいですね。




いつも読んでいただきありがとうございます。

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