医療保険はいらない?

医療保険はいらない。

お金の無駄だ。

と節約や資産運用系のブログによく書いてあると思います。

この点私も同意見です。

日本は世界的に類を見ないほど医療資源も医療にかかる費用も恵まれています。(逆に恵まれすぎているため国の財政を圧迫しているとも取れます。)




高額医療費制度

基本1〜3割の自己負担でよくさらに医療費が高額の場合は払い戻しまで受けられます。

その額は最大でも252,600円+(総医療費-842,000円)×1%という計算になり、高額療養費として払い戻しを受けた月数が1年間(直近12ヵ月間)で3月以上あったときは、4月目から自己負担限度額が最大でも140,100円となります。

一般的な収入だと80,100円+(総医療費-267,000円)×1%という計算になることが多く、この場合は高額療養費として払い戻しを受けた月数が1年間(直近12ヵ月間)で3月以上あったときは、4月目から自己負担限度額が最大でも44,400円になります。

保険適応外の費用

入院となるとこの3割負担や高額医療費制度の適応外の費用として差額ベッド代や食事費、消耗品費がかかりますが、最も代金がかかる差額ベッド代は個室を選ぶなどしなければかからないので今回は考慮しません。

医療保険の一例

価格.comで人気の高かった医療保険は、入院給付金が1日5,000円、所定の7大疾患以外は1入院60日まで、7大疾患の場合は120日まで保障され、入院手術給付金で10万円、外来手術給付金で2.5万円が支払われるというもの。

平均入院期間

厚生労働省が発表している患者調査は現在平成26年の分と少し古いですが見てみると、平均在院日数は

 15~34歳35~64歳
感染症、寄生虫症7.118.3
悪性新生物1414
血液、造血器疾患10.719.8
内分泌、代謝疾患12.419
精神系疾患60.1204.1
神経系疾患44.751.8
眼疾患6.64.6
耳疾患6.88.3
循環器疾患13.621.4
呼吸器疾患10.415.2
消化器系疾患7.59.7
皮膚疾患9.716.2
筋骨格疾患13.720.9
腎尿路疾患5.912.4
骨折など14.421.9

となっています。

厳密にいうと平均在院日数は、病院に入院した患者の入院日数の平均値ですが、平均在院日数の算定については、いくつかの考え方があることが知られているので厳密な入院日数ではないのですが、参考程度に見ておきます。

例外として精神疾患、神経系疾患の場合がありますがそれ以外は総じて最大でも20日間となっています。

また、現在どんどん入院日数は短くなっていますが、それでも世界的に見ればこの平均在院日数は日本は世界の先進国に比べてまだまだ高いという指摘もあります。(計算方法にもよるので一概に比べられないという指摘もあります。)

まあ…。難しい話は置いておいて、上記の厚生労働省の資料を参考にすると手術して10万円、入院20日で10万円の給付金が受け取れるといったところです。

簡単なシュミレーション

簡単なシュミレーションしてみると、

22歳で月々1,500円の医療保険に加入して30歳で入院、手術をした場合、支払った保険料は144,000円。

受け取れる給付金は20万円ですね。

22歳で月々1,500円の医療保険に加入して40歳で入院、手術をした場合、支払った保険料は324,000円ですが、受け取れる給付金は20万円です。

わお。元本割れ…。

医療保険を払ってなければそのまま324,000円貯まってたってことですね。

まとめ

このシュミレーションはあまりにも短絡的すぎますが、たとえ病気で働けなくなってしまい給与が受け取れない場合は傷病手当金が最長1年6ヶ月は受け取れます。

支給額は標準報酬月額の2/3です。

お金が心配で治療に集中できないというのは困りますので、貯蓄が少ない、子供にお金がかかるなどの場合に短期的に加入するならいいかもしれませんが、一刻も早く入らなくても心配ない額の資産(個人的な意見は1年間贅沢しないで生活できるくらいの資産があれば大抵心配いらないと思います。)を作ってその保険料で楽天VTなりを購入した方がいいと思います。




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