花粉症の薬はどちらの方がお得なのか考えてみる

花粉症のシーズンも終盤に差し掛かりましたが、私の子供は花粉症症状に悩まされています…。

私は全く花粉症とは無縁なのですが、仕事柄花粉症の方をそれはもう沢山見てきて毎年花粉症で来る方の顔を見ると今年もそんな季節が来たのかと春を実感します。(笑)




花粉症の薬ってみなさん何を使っていますか?

それに1シーズンいくら使っていますか?

結構いい金額を払っていると思います。

わかりやすく解説してくれているブログを紹介

まず、病院を受診して薬をもらう時の薬代や病院を受診しないでも薬局やドラッグストアで購入できる薬(OTC)を購入する場合の医療費をわかりやすく解説してくれているブログがあるので紹介しておきましょう。

こちら↓

※今年4月に薬価という薬の値段が変わり若干このブログの値段より安くなっています。

読んでいただければ分かる通り、健康保険を使えば自己負担が市販薬を買った場合より安くなりますが、7割はみんなで負担しており、その総額は…。

大変なことになってますよね…。

しかし自己負担が安くなるので健康保険を使う方向に向かうのですが、実際にはこれに病院に支払うお金がかかりますよね。

と、その前に…

2018年4月に薬価が変わった

上記にも書きましたが2018年4月に薬価という薬の値段が変わりました。

アレグラは1錠あたり7.5円、インタール点眼は1本あたり48.5円、リノコート1本あたり85.1円安くなりました。

なのでアレグラ1ヶ月分(56錠)で3,241.4円、インタール3本で1,814.4円、リノコート2本で1,928.8円なので合計6,984.6円となり3割負担で2,100円ほどになります。

一方、ジェネリックも安くなっています。

アレグラのジェネリックは一番安いもので12.2円、インタール点眼のジェネリックは151.1円、リノコートパウダースプレーのジェネリックは657.9円なので1ヶ月分の合計は2,452.3円で3割負担で740円になります。

病院にかかる費用も加えると…

私は病院で払う費用に関して特別詳しいわけでもないので合っているか自信ないですが少なくともかかる費用を計算したいと思います。

病院では初診の場合は2820円、再診の場合は720円に加えて外来管理料として520円、処方箋発行料として680円がかかります。(多分…。笑)

おそらくこの3つが最低限かかるのではないかと思います。

なので、初診の場合は3割負担で1200円ほど。

再診の場合は570円ほど。

紹介したブログの価格を再計算し、病院でかかる費用を加えると、

初診で先発品 3,300円

初診でジェネリック 1,940円

再診で先発品 2,670円

再診でジェネリック 1,310円

市販薬 2,922円

とジェネリック医薬品を使用した場合は非常に薬代が安くなるのは一目でわかりますが、先発品の場合はちょっと安いどころか初診だと健康保険を使った方が高くなります。

アレグラ以外の市販薬

以下は、病院を受診して処方箋をもとに受け取れる薬と同成分の市販薬がある薬です。

・アレジオン(成分名:エピナスチン)

現在の1錠あたりの薬価

先発品 89.50円

ジェネリック 25.70〜58.20円

1ヶ月あたりの薬代

先発品 2,506円(3割負担 750円)

ジェネリック 719.6〜1,629.6円(3割負担 220円〜490円)

市販のアレジオンは12錠で2,000円ほど。安いところだと1,200~1,300円。

エピナスチンという同じ成分で安い市販薬はポジナールEP錠が20錠で1,800円くらい。

・クラリチン(成分名:ロラタジン)

現在の1錠あたりの薬価

先発品 77.60円

ジェネリック 32.70〜40.20円

1ヶ月あたりの薬代

先発品 2,172.8円 (3割負担 650円)

ジェネリック 915.6〜1,125.5円 (3割負担 270〜340円)

市販のクラリチンEX錠も14錠でだいたい2,000円前後くらいですね。

クラリチンはこのクラリチンEX錠しか市販薬がないみたいですね。

・ジルテック(成分名:セチリジン)

現在の1錠あたりの薬価

先発品 78.00円

ジェネリック 18.10〜44.30円

1ヶ月あたりの薬代

先発品 2,184円 (3割負担 660円)

ジェネリック 506.8〜1240.4円 (3割負担 150〜370円)

市販薬はコンタックZとストナリニZですがすとストナリニの方が14錠入りで900円から1,500円ほどと安いと思います。

アレグラ以外の市販薬の場合も初診の場合は病院と薬局で支払う金額は2,900〜3,000円ほどになります。

クラリチンはまだ市販薬が高い目ですが、ジルテックやアレジオンは安い市販薬が販売されていますね。

こうしてみるととにかく初診だと負担が増えますね…。

花粉症だと以前に診断されていても初診の場合は念のために検査しましょうとなり検査も追加すれば病院で払う値段はもちろん高くなります。

念のための検査が全て不要なわけではなく必要とされる検査は必ず受けていただきたいですが、以前に花粉症と検査、診断され同じ症状で別の病院でも念のためと検査するのは同じことの繰り返しになりがちです。

なので必要な検査をしたデータがある病院に毎回かかるようにしましょう。

何回も同じ検査をする費用や手間が省けます。

花粉症か違う病気によるものかという診断や検査は必要だと思いますが、花粉症と診断された後はかかる費用や時間効率を考えれば大いに市販薬を使うという選択肢もあると思います。

花粉症のこの時期は耳鼻咽喉科の病院は大変な混雑で待ち時間も相当なものです。

私の価値観ではその時間を利用して本多静六の「私の財産告白」やトマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコの「となりの億万長者」などをゆっくり読む方が有益ですね。

私の財産告白 (実業之日本社文庫) [ 本多静六 ]

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感想(4件)

となりの億万長者〔新版〕 [ トマス・J・スタンリー ]

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感想(9件)

薬剤師にも相談しよう

忙しい医師には質問しにくいことも薬剤師になら聞ける…。かもしれません。(笑)

診断名や相談者の背景がわかれば薬剤師もいろんな患者さんの薬や色んな医師の処方の癖を見てきていますから色々アドバイスできますし、花粉症をうまく乗り切る方法を色々知っているかもしれませんよ。(もちろん医師も知っていることでもありますが。)

例えば、鼻に白色ワセリンやプロペトを塗ると花粉症の効果を軽減できる可能性があることや、「花粉症で目が痒くて眼球取りだして洗いたい!」という時にアイボンを使う方もいるようですが、アイボンは目の周りの皮膚についている花粉を巻き込むのであまり良くない可能性があることなど…。

そういう時は人工涙液という涙と同じような成分の目薬も市販されているのでそれを点眼するとスッキリするかもしれません。

市販薬を使う場合はセルフメディケーション税制を使おう

加えて市販薬を購入した場合はセルフメディケーション税制が利用できます。

今回上記のブログで取り上げた市販薬は全てセルフメディケーション税制対象の薬です。

年間で12,000円を超えて購入した際、超えた部分の金額(上限金額:88,000円)について所得控除を受けることができます。

年間12,000円とそんなに買わないよ!と思われる方もいると思いますが、これは自分と自分と生計を一にする配偶者、その他親族の分も合算できます。

医療費控除と併用はできないのですが、例えば家族に花粉症が2人いれば花粉症の市販薬で12,000円近くになる場合もあるので、医療費控除を利用しない場合はセルフメディケーション税制を利用しましょう。




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