ドルコスト平均法ってダメなの?

いろいろ調べていたら面白い研究をしている論文?を発見したので読んでみました。

私も大好きなバンガードが作成しているようですね。




あ、ちなみに。

私の英語力は中学生の時に英検3級に合格した程度なので間違いがあると思ってくださいね。(笑)

どうやって読んでるかというと…グーグル翻訳にぶち込んで翻訳ボタンを押すだけだ!(笑)

論文の概要

https://personal.vanguard.com/pdf/s315.pdf

さて、この論文はドルコスト平均法に関して検討したことが書かれています。

2012年に書かれているようなので新しいのもありそうです。

後日調べてみようと思います。

この論文では株式と債券にドルコスト平均法もしくは一括投資を行った後にそのポートフォリオの10年間後のパフォーマンスを比較しています。

対象にした国もアメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国。

期間もアメリカ1926〜2011年、イギリス1976〜2011年、オーストラリア1984〜2011年とかなり長期間で検討されています。

ドルコスト平均法で積み立てる期間は6、12、18、24、36ヶ月と様々なパターンで比較されてますね。

パフォーマンスの差は?

大事な結果はというと、一括投資はドルコスト平均法の積立期間に関係なく高確率でドルコスト平均法より10年後のパフォーマンスが高かったとしています。

論文にグラフが載っていますが、これを見ると確かにすごいパフォーマンスの差があります。

アメリカでの検討では、

ポートフォリオ 株式60%、債券40%

一括投資  67%

1年間ドルコスト平均法で積立 33%

となっており、イギリス、オーストラリアでもほぼ同様のパフォーマンスになっています。

これはポートフォリオの株式/債券の割合を変えても同様で100%株式でも100%債券でもパフォーマンスの差は歴然です。

また、ドルコスト平均法で積み立てる期間が長い方が一括投資と比べた時に一括投資が勝る確率が高かったと書かれています。(多分)

値下がり時の差は?

では、値下がり時はどうかというと、しっかりそこも検討されています。

12ヶ月間の投資期間の下振れ期間

一括投資 229時間(22.4%)

ドルコスト平均法 180時間(17.6% )

平均損失額

一括投資 84,001ドル

ドルコスト平均法 56,947ドル

という結果になっていて市場が低迷している時にはドルコスト平均法の方がより良い成果を上げているようですね。

論文著者のまとめ

投資家本人が上昇を続けると考える時には一括投資の方が好ましいでしょうし、短期的でも下振れの可能性を減らしたいのであればドルコスト平均法が合っているかもしれません。

いずれの戦略も快適に投資をしていくには投資家は過去の平均値が単なる指針であるという事実を十分に理解していなければならず、一括投資もドルコスト平均法も期間中にパフォーマンスを下回ったり失う可能性があると締めくくっています。

個人的感想とまとめ

まず、素直に読んだ感想ですが、ドルコスト平均法の期間を3年以下にしたのはドルコスト平均法に不利な条件だったんじゃないかなと思います。

ドルコスト平均法で積み立てる場合ってもっと長い期間積み立てるケースを想像していたのでそう思ったのですが、多分に私自身のバイアスがかかっているとは思います…。

今それなりに資金があってこれからも緩やかにでも上昇を続けるという考えであれば今ある資金を分割して投資するのではなく一括で投資をした方がパフォーマンスはいいかもしれません。

しかし、ここが一番難しいと思うのですが下振れ期間を耐えられるかどうかです。

せっかく一括投資して将来ドルコスト平均法よりいいパフォーマンスが得られるとしても下落局面で売ってしまってはドルコスト平均法より損失が膨らむ可能性があります。

この論文からも明らかなように損失額の大きさは一括投資の法が大きいからです。

これは非常に難しい話ですね…。

また、私のように一般サラリーマンの場合一括投資はなかなか難しいでしょう。

倹約、節約し投資に回すお金を作って毎月投資をするというのが順当な方法だと思います。

しかし、ドルコスト平均法にこだわらず余剰資金をその都度一括で投資するという方法もありかもしれませんね。

あくまで私個人の感想ですがどちらもメリットデメリットがある方法だということは頭に入れておこうと思います。

ドルコスト平均法が何がなんでもいい方法だ!というのは極論かもしれませんね。

しかし…。いい論文に出会えて面白かったです。

誤読などありましたら申し訳ありません。




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